しんじゅくいるまこども園について

Overview Of The Garden園の概要

園名 しんじゅくいるまこども園
所在地 〒162-0052 東京都新宿区戸山1-21-1
連絡先 TEL:03-6302-1221
FAX:03-6302-1222
(病児・病後児専用TEL:03-6302-1225)
運営(設置)主体 社会福祉法人いるま保育会
代表者 理事長:小川 勝利
園長:小川 明美
創設年月日 平成25年11月認可
規模 建物床面積:1,263.74㎡
園庭面積:101.13㎡

施設の規模イメージ

定員

143名

保育園機能 ※対象者 0歳~5歳児

  • 0歳(なぎさ組):18人
  • 1歳(めばえ組):23人
  • 2歳(ふたば組):24人
  • 3歳(う め組):24人
  • 4歳(さくら組):24人
  • 5歳(けやき組):24人

幼稚園機能 ※対象者 3歳~5歳児

  • 3歳(う め組):2人
  • 4歳(さくら組):2人
  • 5歳(けやき組):2人
職員
  • 園長:1人
  • 主任:3人
  • 保育士:30人
  • 看護師:2人
  • 調理員:6人
  • 用務:6人
  • 事務:2人
休園日 日曜・祭日・年末年始
開園時間 保育園機能(2号・3号認定) 【基本保育】
8:30~16:30
【長時間保育】
7:30~8:30/16:30~18:30
【延長保育】※延長保育は、延長保育料がかかります。
1時間 18:30~19:30
2時間 18:30~20:30
対象:1歳児クラス以上
定員:30名
開園時間 幼稚園機能(1号認定) 【基本保育】
平日 8:30~13:30
【預かり保育】※預かり保育は、預かり保育料がかかります。
平日 13:30~17:00
土曜・休業日 8:30~17:00

The Flow Of The Day教育の時間

2号・3号認定(保育園機能)の利用

【0、1、2歳児】

  • 7:30~

    開園・登園
    健康状態の視察検温(0歳児のみ)

  • 9:00~

    自発的な遊びの時間

  • 9:30~

    おはじまり
    午前のおやつ
    選択による保育・教育の時間

  • 10:00~12:00

    授乳・離乳食・昼食
    ※発達により異なります。

  • 12:00頃~14:30

    午睡

  • 14:30~15:00

    着替え
    午後のおやつ

  • 16:00

    おかえり・降園

  • 16:30~18:30

    長時間保育

  • 18:30~20:30

    延長保育
    閉園

【3、4、5歳児】

  • 7:30~

    開園・登園
    健康状態の視察

  • 9:00~

    自発的な遊びの時間

  • 9:30~

    おはじまり
    選択による保育・教育の時間

  • 11:00~12:00

    昼食(セミバイキング)

  • 12:30頃~14:30

    午睡

  • 14:30~15:00

    着替え
    午後のおやつ

  • 16:00

    おかえり・降園

  • 16:30~18:30

    長時間保育

  • 18:30~20:30

    延長保育
    閉園

1号認定(幼稚園機能)の利用

【3、4、5歳児】

  • 8:30~

    登園
    健康状態の視察

  • 9:30~

    おはじまり
    選択による保育・教育の時間

  • 11:00~12:00

    昼食(セミバイキング)

  • 12:30頃~14:30

    預かり保育の場合→ 午睡
    13:30降園の場合→ おかえり準備・降園

  • 14:30~15:00

    着替え
    午後のおやつ
    (預かり保育)

  • 17:00

    預かり保育降園

Yearly event年間行事

行事の考え方

子ども同士や多様な大人との関わりで育まれる子どもたちの発達は、なかなか見えにくいものですが、園の行事は、その時々の子どもの成長・発達を分かりやすく目に見える形で保護者に伝える良い機会と考えています。
乳幼児教育は「教える」ことではなく、環境を通して子どもの総合的な「発達を保障する」ことです。総合的な発達と一言でいってもわかりにくいので、保育所保育指針に記載されている5領域(健康・人間関係・環境・言葉・表現)の切り口から子どもの今の発達をお伝えします。次の4つが園行事の柱となっており、それぞれの行事がこの4つのタイプのどれにあたるかで、そのやり方やねらいを決めています。

  • TYPE 1その時々の子どもの発達を見せる

    学校教育が「知識や技術の習得」を目的とすると、学校行事は「何ができるようになったか」を伝える場となります。一方乳幼児教育は、「子どもたちの発達を保障する」ことが大切ですので、「その子の何が育っているのか」を伝える場となります。「その子の現在を、ありのままに、さまざまな領域における発達の状態を伝えていく」ことが最大の目的ですので、行事の前に猛練習をすることはありません。無理をすると、そのときに本来見えるべき発達の姿を歪めてしまうからです。

  • TYPE 2親子のふれあいを促す

    保育施設は家庭の代替えではなく、子どもたちの発達を育む環境であると考えています。それは、少子化・核家族化の結果、子ども同士や多様な大人・社会との関係が家庭では経験できず、かつて子どもを取り囲んでいたような環境が実現できないと感じているからです。また、子どもを保育施設にあずけている家庭では、朝早く家を出て夕刻に帰宅したら夕飯を食べて寝るという生活が多く、親子のふれあいはどうしても少なくなります。行事における親子のふれあいは、運動会の親子競技をはじめ、作品や保育内容の展示でその子が日頃の遊びで何が好きで何が得意かを伝え、親子の会話を通してふれあうひとつの方法と考えています。

  • TYPE 3地域の文化を伝承する

    人は昔から、日々の暮らしの中にメリハリをつけるために年中行事や祭りを行ってきました。それらは現在でも伝統行事として各地に生き続けていますが、子育て家庭の孤立が問題視され、人と人、人と地域の関係性が失われてきています。こうした行事を継承する役割が保育施設の行事に求められています。地域に受け継がれてきた伝統行事を子どもと保護者に伝えていくこと。地域社会そのものが変わってきて行事の伝承が難しくなってきている現在、保育施設の行事に取り入れていくことが重要になってくると考えています。

  • TYPE 4保育を厚くする

    生活にメリハリをつけ活気づけるものが地域の伝統行事だとすれば、家庭や個人のレベルで人々の人生を彩るものが、子どもの成長を祝う生活行事や冠婚葬祭です。これらは日々のマンネリを防ぎ生活を支えるものでした。日々の暮らしを彩り日々の暮らしに奥行きをもたらすものであり、人々が生きるために必要なものだからこそ、伝承されてきたとも考えられます。「気と晴れ」。ふつうの日常の中に節目をつくり、生活をリズム良く活気づけること。保育施設の中だけの人間関係や発想では得られない広がりを地域との関係の中でつかんでいくこと。これによって保育が厚くなっていきます。

4月
  • 入園式
  • 入園進級お祝い会
  • 春の懇談会
5月
7月
  • 夏祭り
  • けやきスペシャル(年長けやき組)
  • 七夕祭り
8月
  • プール遊び
10月
  • 親子運動会
  • 芋ほり遠足(4・5歳児)
  • 秋の遠足(3歳児)
  • 秋の懇談会
12月
2月
3月
  • 5月 親子遠足

    1年の最初の大きな行事は親子遠足です。親子で楽しみながら地域のウォークラリーをします。園の周囲にいくつかのポイントを設定し、そのポイントを巡り歩きます。各ポイントで は、可能な限り地域の方々の協力をお願いします。和菓子屋さんがポイントになったときは、和菓子に関するクイズをだしてもらい、正解できたらシールをもらうといった具合です。地域の方々に協力していただくことで、こども園との関わりが生まれ、子どもたちは自分が育った地域を知り、素敵な大人に囲まれていることを感じます。主に「タイプ2」「タイプ3」を目的とした行事です。

  • 7月 夏祭り

    第1部は、「御神輿のねり歩き」と「けやき太鼓」です。子どもたちは願いを込めて「わっしょい、わっしょい!」と御神輿をかつぎます。この「わっしょい」の語源は、「和(わ)を背負(しょ)う」に由来すると言われています。「和」とは、互いに相手を大切にし、協力し合う関係にあることです。1年に1度の夏祭りで、「和」を再認識します。また、こども園を代表して年長けやき組が「けやき太鼓」と称し、本園の「いるまこども園」のある埼玉県狭山市入曽に伝わる「入曽囃子」の太鼓の曲目、「仁羽」「四丁目」「子守歌」を披露します、江戸時代文政年間(1818年~1830年)に出来上がったといわれている「入曽囃子」のリズムです。このお囃子は、東京都を中心に様々な地域で「江戸の里神楽」として伝承されており、ここ新宿でも「萩原 彦太郎 社中」として伝承されています。いるまこども園は、狭山と新宿にありますので縁を感じます。第2部は、親子の園内体験です。テーマに沿っていろいろな体験をしてもらいます。体験コーナー、製作コーナー、ゲームコーナーなどを用意し、親子で体験を楽しんでもらいます。主に「タイプ2」「タイプ3」を目的とした行事です。

  • 10月 親子運動会

    運動会は、その時期の子どもの運動面での発達を保護者のみなさんに伝えることを第一の目的に行います。運動会定番の「かけっこ」では、子どもたちが移動する手段を獲得していく過程を段階的に見て欲しいと思っています。もちろん0,1歳時はまだ走ることはできませんので、「寝返り」→「ずり這い」→「ハイハイ」→「つたい歩き」→「よちよち歩き」と続きます。かけっこの原点は「寝返り」です。そして2歳児になったらいよいよ「走る」となります。その後「まっすぐ走る」「手を振って走る」とだんだん発達していき、年⾧になると「協力して走る」リレーとなります。主に「タイプ1」「タイプ2」を目的とした行事です。

  • 12月 おたのしみ会

    おたのしみ会の目的は、「言葉」と「表現」領域の発達を保護者のみなさんに伝えることです。表現は歌遊びや合唱、音楽リズムと身体表現になります。その時々のありのままの発達を伝えることになりますので、会のための練習はあまり行いません。0歳児では、1日の暮らしを舞台で披露します。朝の会をして、名前を呼ばれたらお返事をして、一緒に手遊びをしてという一連の流れです。1歳児になるとお集まりの後にダンスをしたりします。2歳児になると一人ひとりセリフを言うのですが、それも生活の中で身につけたものがもとになります。そして3歳になると劇遊びになり始め、年⾧になると、台本や振り付け・セリフを子どもたちが話し合って決めます。おたのしみ会は、年齢別で行いますが、練習や話し合いは他の年齢の子がみている前でやるようにします。そうすることで次に自分が年⾧になったときにどうするかがわかるようになるからです。主に「タイプ1」「タイプ4」を目的とした行事です。

  • 2月 成長展

    1年間の最後で最大の行事が成⾧展です。行事の4本柱全てを合わせもつ総合的な行事です。内容は、作品展に近いのですが、作品展というと、同じテーマで描かれた絵がずっと並んでいることが多く、どうしても我が子と他の子の作品を比較してしまいがちです。しかし、注目すべきなのは、他の子と比べるのではなく、その子自身が年度はじめと比べてどれだけ発達したか、ということです。あまり上手でないと思える子どもも、この1年間で確実に上手になっていたり、相応の発達をみせていたりします。だからこそ、一人ひとりの子どもたちの1年間の成⾧を披露する行事として「作品展」ではなく「成⾧展」となります。「身⾧・体重」、「自由画」、「人物画」、「シルエット」、「塗り絵」等々を1年間に3回描いた作品を並べて展示し、その子の1年間の発達を保護者のみなさまと一緒に喜び合いたいと思っています。

  • 3月 お別れ遠足(年長けやき組)

    小学校入学にあたり、子どもたちが自分に自信を持てるような経験をすることがお別れ遠足のねらいです。近年は、国立科学博物館や多摩六都科学館に行くことが多くなりました。館内をグループでまわるのですが、見学は自分たちで自分のペースで行うので、子どもたちには緊張感のある活動になっているようです。館内のいろいろな標本や展示によって科学にふれ、予め用意された問題の答えを探します。小学校へ上がる前に、こうした科学の体験や、こうしたことを自分でやれるという自信を持ってもらうことがお別れ遠足のポイントです。

Customary event恒例行事

毎月行う行事
  • 避難・消火訓練
  • 体操教室(3・4・5歳児)
  • えいごであそぼう(3・4・5歳児)
隔月で行う行事
  • 誕生会(奇数月に行っています)
親子で楽しむ行事(土曜日開催)
  • 親子遠足
  • 夏祭り
  • 親子運動会
  • おたのしみ会
  • 成長展
    等の親子で楽しめる行事を開催しています